スキップしてメイン コンテンツに移動

子供スマホの安全対策 Googleファミリーリンクで出来ること

子供にAndroidスマホを持たせたときに、安全なインターネット利用のために『Googleファミリーリンク』を使うことは有効です。

機能が多いので出来ることを一覧にしてみます。すべての設定や内容は網羅していませんので注意してください。

位置情報の確認、紛失した場合の遠隔削除もできるため、この部分で他社製のセキュリティソフトを入れる必要がありません。


Googleファミリーリンクって何?

Androidで使える子供のスマホの利用時間やアプリの把握・制限、位置情報の確認、そのほかスマホに関する細かい設定・制限ができます。Google製で無料で使えます。

Googleファミリーリンク - お子様のオンラインでの安全を守る保護者向け管理ツール


Googleファミリーリンクの使い方、始め方

下のガイドをご覧ください。

Guidebooks - ファミリーリンクを活用する


Google ファミリーリンクで見れる情報、設定・管理

ハイライト

  • 今日の利用時間
  • 利用時間の平均
  • 通常より少ない利用のアプリ
  • 使用頻度の高いアプリ

位置情報

現在のAndroidスマホの位置を地図表示

管理

スマホの利用時間

  • 今日の利用時間の確認
  • 過去の利用時間およびアプリ利用時間の確認
  • 1日の利用時間の上限を設定する(各曜日で個別設定が可能)
  • 休息時間 指定時間は利用を止める(各曜日で個別設定が可能)

アプリの利用時間

  • アプリ毎の利用時間の確認
  • アプリをブロックする
  • アプリ毎の利用時間を設定する

コンテンツの制限

  • Google Play
    • 購入とダウンロードの承認の設定
      • すべてのコンテンツ
      • 有料コンテンツのみ
      • アプリ内購入のみ
      • なし
    • アプリとゲームのコンテンツの制限
      • 3歳以上(最も厳しい)
      • 7歳以上
      • 12歳以上
      • 16歳以上
      • 18歳以上
      • すべて許可
    • 映画コンテンツの制限
      • G (最も厳しい)
      • PG-12
      • R15+
      • R18+
      • すべて許可
    • 書籍コンテンツの制限
      • 露骨な性表現を含む書籍の制限 ON/OFF
  • YouTube Kidsの設定
    • コンテンツの設定
      • 未就学児向け(4歳以下)
      • 小学校低学年向け(5~8歳)
      • 小学校高学年向け(9~12歳)
    • 検索 ON/OFF
  • YouTubeとYouTube Musicの設定
    • コンテンツの設定
      • 小学3年生以上の子供向け(9歳以上の視聴者向けを対象としたコンテンツのレーティングと概ね一致)
      • より多くの動画(13歳以上の視聴者向けを対象としたコンテンツのレーティングと概ね一致)
      • YouTubeの大部分(ほぼすべてのコンテンツ)
  • YouTube全般
    • 設定
      • 自動再生を無効にする ON/OFF
      • 再生履歴の一時停止 ON/OFF
      • 検索履歴の一時停止 ON/OFF
    • 操作
      • 履歴の削除の実行
      • 動画のブロック解除
  • Google Chrome
    • サイトアクセス
      • すべてのサイトを許可する
      • 露骨な表現を含むサイトを可能な限りブロックする(レベル未指定、高校生プラス、高校生、中学生、小学生)
      • 承認済みサイトのみ許可する
    • 承認済みのサイト
      • ドメイン全体または特定のウェブアドレスを指定
    • ブロック中のサイト
      • ドメイン全体または特定のウェブアドレスを指定
  • Google検索
    • セーフサーチ
      • フィルタ(露骨な表現を含む画像、テキスト、リンクを除外)
      • ぼかし(露骨な表現を含む画像にぼかしを入れることができますが、露骨な表現を含むテキストやリンクは表示される場合があります)
      • オフ(すべて表示)
  • Googleアシスタント
    • 保護者による使用制限
  • Googleフォト
    • 写真の共有 ON/OFF

アカウントの設定

  • アカウント情報
    • アカウント情報の内容、編集
    • アカウントの削除
    • パスワードを変更
  • ログインの管理(別デバイスのログインのとき)
    • 保護者の許可の確認 はい(毎回通知を受ける)/いいえ(許可なくログインできる)
  • サードパーティ製のアプリの管理
  • 位置情報の設定
    • 現在地を表示する ON/OFF
  • プライバシーの設定
    • ファミリーリンクのアプリのアクティビティ ON/OFF
  • ハイライトの設定
    • ハイライトの管理
      • お子様もこの設定を変更できるようにする ON/OFF
      • Googleアプリのハイライト ON/OFF

デバイス

操作

  • ロック解除/ロック
  • 通知音を鳴らす

設定

  • ロック画面の設定
  • アプリの権限
  • 現在地の共有
  • ユーザーの追加と削除の許可 ON/OFF
  • 提供元不明のアプリの許可 ON/OFF
  • 開発者向けオプションの許可 ON/OFF
  • 日時の編集の許可 ON/OFF

デバイスをリセットしてデータを削除

リセットする理由を選択すると保護機能オンのままのリセットが可能。
  • 「デバイスを紛失した、または盗まれた」(デバイスの保護機能はオンのままになる)
  • 「その他の理由でリセットする」(デバイスの保護機能はオフになる)

このブログの人気の投稿

AndroidのChromeで見たくないウェブサイトをブロックする方法

スマホで見る必要が無かったウェブページを見てしまい、意味の無い時間を過ごしてしまったり、ストレス溜めてしまっていないでしょうか。 Android 9.0以降に入っているGoogleの『 Digital Wellbeing 』で見たくないウェブサイトをブロックすることができました。 方法をまとめておきます。 Digital Wellbeingって何? Androidに標準搭載されていて、スマホの利用時間を確認したり、管理できます。ユーザーが生活や健康も含めて満足にデジタル機器を使えるようにサポートするアプリです。 Android スマホの Digital Wellbeing ってなに? その機能の概要や利用方法を解説 Digital Wellbeingアプリを表示する Android 9.0以降は標準で入っています。非表示になっている場合は下の操作で表示します。 Androidの設定を開きます。 「Digital Wellbeing と保護者による使用制限」というメニューがあればタップ。 「アプリの一覧にアイコンを表示」をオンにします。 これでアプリ一覧に「Digital Wellbeing」アプリが表示されます。 Android 8.0以前や一部の機種は「Digital Wellbeing」アプリが入っていないかもしれません。Google Playからアプリをインストールできるか試してみてください。 Digital Wellbeing - Google Playのアプリ 見たくないサイトをブロックする手順 1. Digital Wellbeingアプリを開きます。 2. アプリの最初のところに円グラフが出ていれば、そこにある「Chrome」の部分をタップ。もし出ていなかったら中央の時間をタップして、アプリ一覧から「Chrome」をタップ。 3. Chromeの利用状況が出るので画面スクロールして一番下にある「サイトを表示」をタップ。 ポップアップにある「表示」をタップ。 4. アクセスしたウェブサイトのドメインが一覧で出るので、ブロックしたいドメインにある砂時計アイコンをタップ。 5. 「サイトタイマーの設定」で 0時間 0分 にして「OK」をタップ。 これでブロックの設定が完了です。 見ようとするとどうなる? 「サイト一時停止中 (設定したドメイン)のタイマーが

Bloggerブログがインデックス登録されない問題の対処

Bloggerを使ったブログではGoogle検索にインデックス登録されないトラブルが多いです。 「Bloggerのブログがインデックスされない」「インデックスされていたのにインデックスが外れる」という声も多いようです。 このBlogger特有の問題を整理しました。対処方法をまとめておきます。 起きていること Bloggerを使ったブログで、サーチコンソールでGoogle検索のインデックス登録を申請しても下のようなエラーになってインデックス登録されない。 「ページがインデックスに登録されなかった理由」が「リダイレクトエラー」「ページにリダイレクトがあります」に該当している。 インデックスされていたのにインデックスが外れていることがある。 「リダイレクトエラー」「ページにリダイレクトがあります」とは? ページにアクセスしたときに別のページに自動的に移動したり、移動を繰り返している状態が検知されている状態です。 別のURLに変わっている 別のドメインに変わっている 内部でリダイレクトが連続している これらの移動が発生するページではGoogleはインデックスの審査をしません。 Bloggerで起きているリダイレクトの問題の解説 Bloggerのページにパソコンのブラウザでアクセスしても、別のURLにリダイレクトされていません。なぜリダイレクトと判断されるのか解説します。 クロールはスマートフォン用Googlebotが優先されている Googleはスマートフォンページを優先するため、「スマートフォン用Googlebot」が優先してクロールしに来ているためです。スマートフォン用のクローラーというのがポイントです。 スマートフォンでアクセスするとBloggerはURLが変わる スマホでBloggerのブログにアクセスするとURLの末尾に ?m=1 がついたURLに変わって、再読み込みされます。自動的にURLが変わるこの動作がリダイレクトです。 「スマートフォン用Googlebot」がクロールしたときも同じく、URLが ?m=1 付きのページにリダイレクトがされます。リダイレクトがあったことで正しいURLではないと判断されます。 でもインデックスに登録できている理由 Googleでは「スマートフォン用Googlebot」だけでなく、従来の「パソコン用Googlebot」もクロールし

X (旧Twitter)のおすすめを非表示にする拡張機能

Xのおすすめを見てしまって意味の無い時間を過ごしてしまったり、ストレスを溜めてしまいがちで困ってませんか。 Xの設定には無いので、非表示にするブラウザ拡張機能を作りました。この拡張機能で見たくないものを非表示にしましょう。 ※Microsoft Edgeでもこの拡張機能は動作します。 ※スマートフォンのChromeには対応していません。 この拡張機能を使うとこうなります 「おすすめ」タブが見えなくなります。 メニューにある「話題を検索」が見えなくなります。 右にある「いまどうしてる?(トレンド)」「おすすめユーザー」が見えなくなります。 おすすめのほかに下のような部分も見えなくなります。 メニューにある「Grok」「コミュニティ」「プレミアム」「認証済み組織」「求人」「ビジネス」が見えなくなります。 右にある「プレミアムにサブスクライブ」が見えなくなります。 プロフィールに出てくる「認証される」ボタンが見えなくなります。 拡張機能のセットアップ(Chromeの場合) 使いたい人は下記の手順でセットアップしてください。これはソース公開の拡張機能です。 1. この拡張機能を入れるフォルダをパソコン内に作ってください。  Cドライブの中でずっと同じ場所で使えるところにフォルダを作ってください。  よくわからない人はCドライブの直下に「XRecommendBlock」というフォルダで作ってください。 2. 下記3つの内容をそれぞれファイルにして作ったフォルダに入れます。右上の「全選択」を押してコードをメモ帳にコピー&ペーストして、指定のファイル名で保存してください。 文字コードはUTF-8にしてください。 下の内容をファイル名「manifest.json」、文字コードUTF-8で保存 { "name": "X Recommend Block", "description": "Xのおすすめを非表示にします。", "version": "2.4.0", "manifest_version": 3, "web_accessible_resources": [], "permis