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AndroidのChromeで見たくないウェブサイトをブロックする方法

スマホで見る必要が無かったウェブページを見てしまい、意味の無い時間を過ごしてしまったり、ストレス溜めてしまっていないでしょうか。

Android 9.0以降に入っているGoogleの『Digital Wellbeing』を使ったり、JavaScriptを無効にすることで見たくないウェブサイトをブロックすることができました。

ズーム機能を使ってズーム設定を保存しておくことで気を逸らす方法もあります。


下の3つの方法をまとめておきます。

  • 文字を巨大にして気を逸らす方法(ブロックしたいサイトをズームで300%にする)
  • ページの読み込みを止める方法(ブロックしたいサイトのJavaScriptを無効にする)
  • Digital Wellbeingを使う方法


文字を巨大にして気を逸らす方法(ブロックしたいサイトをズームで300%にする)

Chromeにはズーム機能があります。300%にしておくと文字が大きくなって気を逸らすことができます。ズーム設定はサイト毎に保存されるので他のサイトに影響しません。


ズームを有効にする

1. Chromeを開きます。

2. 右上のメニュー(…のところ)→「設定」を開きます。

3. 詳細設定のところの「ユーザー補助」をタップ。

4. 「メインメニューにズーム オプションを表示する」をON。

5. 「強制的にズームを有効にする」をON。

これでChromeのズーム機能の有効化が完了です。


見たくないサイトを300%ズームにする

1. Chromeを開きます。

2. 見たくないサイトを開きます。

3. 右上のメニュー(…のところ)→「ズーム」をタップ。

4. ズーム設定が出てくるので300%に変更。


見ようとするとどうなる?

300%にズームされた状態で表示されます。ページの文字が大きくなり、読む気を逸らすことができます。ズームの設定は保存されるので次回見たときもズームされます。


ズーム設定を解除する

1. Chromeを開きます。

2. 右上のメニュー(…のところ)→「設定」を開きます。

3. 詳細設定のところの「ユーザー補助」をタップ。

4. 「サイトの保存済みズーム」をタップ。

5. 解除したいサイトの設定を削除します。


ページの読み込みを止める方法(ブロックしたいサイトのJavaScriptを無効にする)

一部のサイトではJavaScriptを無効にすることでページを見づらくすることができます。たとえば、XやTikTok、Yahoo!のサイトはJavaScriptを多く使っているので読み込みやリンクが動かなくなります。


見たくないサイトのJavaScriptを無効にする

1. Chromeを開きます。

2. 右上のメニュー(…のところ)→「設定」を開きます。

3. 詳細設定のところの「サイトの設定」をタップ。

4. 「サイトの設定」の一覧から「JavaScript」をタップ。

5. 「例外のサイトを追加」をタップ。

6. ウェブアドレスの入力欄が出るので、無効にしたいサイトのURL(ドメイン)を下の例のように入力して「追加」をタップ。

サイトのURL(ドメイン)部分がexample.comのとき:

入力例1:「[*.]example.com」を設定するとサブドメインの有無問わずドメインに一致する全サイトのJavaScriptが無効

入力例2:「www.example.com」や「blog.example.com」を設定すると一致するときにJavaScriptが無効。"www."がついたURLでもブラウザのアドレスバー上は"www."が非表示になっているため確認してください

これで無効の設定が完了です。


見ようとするとどうなる?

JavaScriptを使っているサイトではページの一部が表示されないか、画面がまったく出ないようになります。リンクやタブをクリックしてもサイトが動きません。


Digital Wellbeingを使う方法

Digital Wellbeingって何?

Androidに標準搭載されていて、スマホの利用時間を確認したり、管理できるアプリです。ユーザーが生活や健康も含めて満足にデジタル機器を使えるようにサポートします。

Android スマホの Digital Wellbeing ってなに? その機能の概要や利用方法を解説


Digital Wellbeingアプリを表示する

Android 9.0以降は標準で入っています。非表示になっている場合は下の操作で表示します。

  1. Androidの設定を開きます。
  2. 「Digital Wellbeing と保護者による使用制限」というメニューがあればタップ。
  3. 「アプリの一覧にアイコンを表示」をオンにします。
これでアプリ一覧に「Digital Wellbeing」アプリが表示されます。


Android 8.0以前や一部の機種は「Digital Wellbeing」アプリが入っていないかもしれません。Google Playからアプリをインストールできるか試してみてください。

Digital Wellbeing - Google Playのアプリ


見たくないサイトをブロックする

1. Digital Wellbeingアプリを開きます。

2. アプリの最初のところに円グラフが出ていれば、そこにある「Chrome」の部分をタップ。もし出ていなかったら中央の時間をタップして、アプリ一覧から「Chrome」をタップ。

3. Chromeの利用状況が出るので画面スクロールして一番下にある「サイトを表示」をタップ。 ポップアップにある「表示」をタップ。

4. アクセスしたウェブサイトのドメインが一覧で出るので、ブロックしたいドメインにある砂時計アイコンをタップ。

5. 「サイトタイマーの設定」で 0時間 0分 にして「OK」をタップ。

これでブロックの設定が完了です。


見ようとするとどうなる?

「サイト一時停止中 (設定したドメイン)のタイマーが切れました。タイマーはまた明日開始されます。」というページに差し代わります。ページを見ることができません。

ただし、シークレットタブで開くと機能しません。「文字を巨大にして気を逸らす方法」「ページを動かないようにする方法」を併用するとブロックできます。

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